こんにちは。田邊です。
本日のテーマは『リネンの経年変化 -生成編-』です。
経年変化を楽しめるリネン。mirror mayでは生成とチャコールの2色でプロダクトを作成しており、この2色ではチャコールの方がアタリや色褪せなどの変化が分かりやすく見て取れるのですが、今回は生成に焦点を当てます。
ご覧いただいたこの2着のシャツ、実は同じ生地を使っています。
白く色が抜けている方が経年変化したものです。
元々存在した黒みがこの1年半の間に抜け、ヴィンテージで見かけるようなリネンの色に様変わりしました。
こちらは未使用。
こちらが1年半着用。(プロトタイプのため、ボタンの個数等ディテールの違いはあります)
色の変化だけでなく、着用を重ねることで細かい毛羽が立ち、柔らかな肌触りになりました。
元々の生地の色に合わせたボタンも色が浮いてきたので、もう少し白っぽいものに付け替えるかどうか、少し悩んでいます(もちろんどうアレンジしようかという楽しい意味での悩みです)。
経年変化のイメージまで示していけるように、この先も着用を重ね、どのような変化をしていくのか観察していきたいと思います。チャコール編もお楽しみに。